このでべそのは二つの種類がある。一つはへその皮膚とその下の組織が飛び出しているへそ突出症と呼ばれるもので、でべその大部分がこれにあたる。この種類のでべそは本人の悩みの深さに比べ、手術で思いのほか手軽に治療することができる。
しかし、でべそにはヘルニアを併発してしまっているパターンもある。これは臍(さい)ヘルニアというもので、小児が発症することがほとんどで、大人がなることはまれである。これは簡単に言えば腹部の内壁に穴が開いてしまっているものである。
へそ突出症の場合、手術による治療はへそ内部の飛び出している部分を切除することででべそは解消されるが、臍ヘルニアの場合、穴を閉じる手術を行う必要がある。当然、へそ突出症よりは治療には手間がかかることになる。
ただ、臍ヘルニアは、乳幼児期の発症においては自然に治る可能性が高いので、手術はせずに経過観察をすることになる。二歳までに治らない場合は手術など外科的治療をすることになる。また、成人の場合は発見され次第、手術で治療することなる。
このように、でべそも外見上の悩みですむ場合と、すまない場合がある。外見上の悩みももちろん深刻なものだが、健康に支障をきたす臍ヘルニアはより深刻である。もしでべそがより大きくなってきたような気がしたら、すぐに病院へ行き、治療を受けるべきである。
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